オープン初日という感じはしないけれどもオープン初日であった

ねじろが本オープンいたしました。
おかね取るの、慣れない。

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※ねじろとは
障害年金を受給しているADHD者が、それを完全オープンにした状態で、どれぐらい事業をまともにやっていけるのかという試み。
今のところ、日本政策金融公庫が100万を貸してくださり、物件も借りることができ、本オープンまでこぎつけたところ。

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オープン祝いの差し入れとして、業務用サイズのぱりんこもらいました。
酒のあてに大変うまいです。
お前が食うんかいと思った方は罠にハマっています。

それから、ココア・ラテの粉もたくさんいただきました。
かわいらしいイラストとともに!
とってもうれしいです。描き疲れたときにいいんですよね、ココア。

本当に、ねじろは、みなさんのやさしさで成り立っている場所です。

PC購入のための自前クラファンを始めて30分で10万ポンはまじでびびった。
ねじろで、10万目標ってクラファン投稿して、そんで閉めて家帰って、見たらもう達成してた。
ワ〜オ。

プレオープンの折に出会った方々と話していて本当に心から思ったのが、「なんで、この人達はこんなにいいものを作れるのに、それを適切に認める土壌がろくすっぽ無いんだよ」でした。

おっっっっかしいでしょ、ここまでいいもの作ってる人を世間がほとんど評価もしないで、実質ほったらかしてる現状。

つくるひとに「自信がない」んじゃなくて、「自信なんぞ持つなという無言の圧力」っていうようなのがね、ありますよ、これは絶対。

少し話は変わるのですが、ちょうど、B型就労支援施設の実態について話を聞く機会もあって。
なんかもう、施設さんに対して「そんな体たらくで、ようもまあ、支援や言えたな」って感じで。
特別な楽しさがあるわけでもない業務に従事してもらってて、一般個人でしかない私が出せるような額しか渡してないって、いったいどういうことよ。なああああああああにが支援じゃ。人間扱いですらないがな。

なので、その方はうちで働いてもらうことにしました。
最初は、「うちは、出せてもせいぜい、たった8000円/月だから」と申し訳なくて自分でやろうとしてたのですが、その施設の実態を聞いて「それなら確実に、うちで絵を描きながらお留守番してもらうほうがマシ」と確信しました。

がんばって集客して、早くお店番の方にもまともなお給金支払えるようにするからね〜〜〜〜。

いまは、とりあえずアーティストスポット熊本という取り組みに登録しようとアプローチしていますね。
私は人見知りなのでつい、とりあえずネットから切り込んでしまいがちになるんだけれども、昔ながらの足使った営業にも挑戦してみようかな。

Twitterにも書いたけれども、みんながついつい長居してしまうのを見るのが、うれしいですね。
やっぱり、好いてもらいたくて、ホッとしてもらいたくて、「どうやったら居やすいかな」と気遣いへったくそなのに頑張って考えて、作ってますから。
ちょっとしたシェルターに近い役割も担いたいなと思っていますね。

ただ、私にはいっさいの資格等がございません。
でもね、だからこそ目が行くところっていうのがあるって信じております。

そんな感じで、ぬるぬるスタートしました、キノコファクトリーのねじろ。

利用料安すぎ問題、どないすんねん。

どうなることやら。

また。